日本のピラミッド 全長194mの鍵穴
兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目
山陽電車霞ヶ丘駅から東へ徒歩5分の所に位置する。
明石海峡大橋を見渡せる絶好スポット
三井アウトレットパーク・マリンピア神戸ポルトバザールなど
娯楽・ショッピング施設もありアクセスも容易な神戸のパワースポット。
駐車場も完備されている(管理事務所要受付)
別名 千壷(せんつぼ)古墳。
「五色塚」の由来は、淡路の五色浜付近から運んで葺かれたので「五色塚古墳」と呼ばれるようになったとされている。
4世紀末から古墳時代中期。応神天皇時代になって造られ始めたとされる、騎馬民族の特徴である巨大な墓。形状は日本独特の特徴でもある前方後円墳(円形と方形の墳丘を組み合わせた形状)の古墳です。
2月の中旬、快晴。もう春を感じさせるくらい“ぽかぽか”で、もう着いたときから気分が良く、天気も良く、空気も澄んでいる^^、そして、人工的な建造物と云っても大よそ1500年位前のものですが、整備されてなかなかの近未来型。上空からの写真が宇宙船の着地地点に見えるのは私だけでしょうか?SF映画の撮影に使えそうな広さといい、もう私がここに来たと、いうよりも、ど~んっ!と目の前に現れた和製ピラミッドが、大迫力で向こうから迫ってきているという感じです。
車を降りた瞬間から、高い波動を感じていました。上空からドーン!と降りそそぐ感じ、もうここはパワースポットと言わざるを得ません。駐車場から約100m程に管理事務所が在ります。そこでまず駐車の許可を頂きます。管理事務所の中には、歴史やルーツを感じさせる発掘された土器や石器がショーケースに並べられておりました。パンフレットによると、今の状態に復元され整備されたことがいろいろと書かれております。
①五色塚古墳のことが記された最初の記事が「日本書紀」であること。
②当初は仲哀(ちゅうあい)天皇の偽の墓であると考えられていたこと。(のちに偽物とは考えられないと結論づけられた。)
③明石海峡を挟んで淡路島の五色浜付近から石を運んで葺かれたことに由来するという説など
第2次世界大戦中は木を伐採し船材として使われたり、その根元から油が抽出され使用されるなど、時代背景からくる事情がまざまざと伝わってくるかのようです。そして戦時中は食糧難から、農地として耕され、荒廃してしまった経緯が記されていました。1955(昭和30年)年代の後半には、ここを守ろうと住民が立ち上がったのです。神戸市が1965(昭和40年)年から約10年の歳月をかけ、荒廃してしまったこの土地の復元を行い整備されたそうです。
鰭付円筒埴輪(ひれつきえんとうはにわ)や、鰭付朝顔形埴輪(ひれつきあさがおがたはにわ)などが発掘され、島状の土器がつくられており、ここは祭祀が行われていた場所だということが分かったそうです。遠くシルクロードを経て朝鮮半島を渡り、この地に塚を築いた祖先が、感謝の気持ちと、生きていく故の過ちを、神に願いや祈りを込めて、祀っていたのでしょうね。