テラヘルツでガンが治るんですか?

テラヘルツでガンが治るんですか?

テラヘルツでガンが治る。

という文献がネット上では様々なかたちでお見かけますが、それ本当でしょうか?

なかなか興味深いですが、情報が独り歩きをしているようで大変危険を感じます。

テラヘルツヒーラーをリリースするにあたり、医師の方に相談したことがありました。

確かにテラヘルツ波を活用して考えられるのは、体内細部へのアプローチとDNA修復だがそれも何に効くとかの特定はできない。

「治癒力を高める効果」は有ったとしても、直接ガンを退治するとは考えられません。

といったような意見を頂いたことがありました。

今後テラヘルツ波の利用について治験データや症例とともにこれらが明らかになるのは、そう遠くない未来の話でしょうか。

出力を上げるとテラヘルツ波も強くなるのか?という件

確かにテラヘルツヒーラーの赤外線LEDは特注ではあるのですが、LEDをレーザービームであるかのようにイメージされている方も多いようですがそれは違います。

そして可視光線ではないので明るさを示す出力であるルクスとかは全然考えていません。

最大限に引き上げたとしても、ある程度で抑えないければ火災の原因にもなりかねません。ごく稀ですが大手メーカーによるリコールなど、そうなった場合の責任をとったら吹けば飛ぶようなショップですから、その範囲で安全面も考慮しているとお考えいただければ幸いです。

さて、普通の懐中電灯を想像してください。

壁に向かって光を当てたとします。

光は離れたら広がり、近づけば小さくなっていきます。

天井の電球で例えた場合・・・電球までの距離が半分くらいの高さまで来ると、床の上に比べて4倍くらい明るくなるらしいのですが、 さらに電球に近づけば明るさは増していきます。しかし、それが1/10距離で 100倍とか、1/100の距離で10000倍になるというような、限りなく明るくなるというわけではないのです。

テラヘルツ(THz)というのは1秒間に1兆回振動する振動数の単位ということは皆さんお解かりかと思います。

物理的に考えて1秒間に発せられる量子の数が一定であるとした場合、ピンポン玉が100個だと想像してください。

離れても、近づけても1秒間に発せられるピンポン玉の数は変わりません。

× 照射時間 =を除いた場合、単純にテラヘルツ波の量は変わらないということが理解できるのではないかと思います。

【周波数】で考える

周波数というある一定の数値、例えばシューマン共振周波数7.83Hzをもっと出したい!といって上げちゃうともう7.83Hzではなくなりますよね。

熱量と周波数の関係性は、専門でないので私にはわかりません。しかし、1THzは1,000,000,000,000Hzであり、7.83Hzにどれだけ熱量を加えたからといって1THzにはならないくらいは判りますので、必要以上の出力と熱量を加えることは、それほど意味がないことであると感じて頂けると思います。

お薬でもそうですね。処方箋・大人1日3錠など、早く治したいからといって必要以上の摂取はかえって害を及ぼす可能性もないとは限りません。

『音』にした場合、拡声器やスピーカーの直径が変わり音量を上げた場合、その位置から発せられた7.83Hzの周波数が及ぼす範囲や距離の違いはあるかと思いますが、単に特定の周波数を出すには、ラジオの番組を聴くように、その周波数に合わせる必要があり、必要以上に熱量を上げたところで、7.83Hzが増える?訳ではないということになります。

そして上記を踏まえて考えるとテラヘルツ=周波数帯を表す単位THzであることが再確認できたのではないかと思います。最近はテラヘルツ波の周波数が出ているというCD商品があるみたいですが、本物ならそのような超越した技術がすでにあったのならば世界中の研究開発メーカーも驚くほどの発明です。何千万という価値があるはずですよね。

え?だってCDの周波数帯は4Hz~20kHzですよ。知らなかった人は「ガーーーーン!!」ですね。

強い、弱いって何のこと?

これは個人による感想なので皆さんが何に置き換えて、強い弱いと判断されているのかは分かりません。

一番は実感することだと考えます。

そして

エビデンスがあるのか?

これは本当に驚かされたのですが、権威も知名度もある医師から問い合わせがあった実際の話です。

テラヘルツヒーラーを購入された先生だったのですが、「エビデンスをくれ。」といってこられた方がいらっしゃいました。

最初は否定されているのかと思っていたのですが、2個目の購入があり、是非シンポジウムで発表したいからエビデンスを出して欲しいのだ。

とのことでした。

このことをまた前出の医師に相談したところ、

あまり目立った動きはしない方が得策であり、エビデンスを巡っていろいろ厄介ごとが増えるから、本品は嗜好品なので提出の用意がない。でいいと思うよ。

というなんともあっさりしたアドバイスを頂きました。

どちらの先生も、すごく肯定的で、その知名度のある先生に至っても

最初に送った返信には、嗜好品であることを伝え、きっぱりお断りしたにもかかわらず

2度目のご注文と、それに添えられメッセージが。。。

「有効な医療機器として大手がいつか実現してくれるから、それまであなたがたがテラヘルツ波の存在を一般に広めてほしい。」

という励ましのお言葉まで戴き、そういうところに著名な医師である理由があるのだな!と納得しました。

医療機器や器具に対して認可の壁はとくに厚く、高いものだということは、皆さんもご存知かと思います。

いくら「良い」と言っても本気度が上がり本格的に投資したとしても、ゼロマザーズのような本社を宮古島に置き、細々とやっている町工房のようなショップでは潰される可能性が大ということはご理解ください。