ハイパーラジオニクスによるサウンドを使い、
製品となったもののCDレーベルデザインには、
「数字の組み合わせ」が見て取れるだろう。
これは「数秘(すうひ)」と呼ばれるもので、
以下のような役割を担っている。
・CDなどにサウンドとして内包されたバイブレーション情報を発動させるトリガー
・有効バイブレーション情報自体を数字の並びでプログラム化したもの
・そこにあるバイブレーションの増幅、保持作用がある動的なラベル
・リスナー意識へアプローチするアンカー
・回転や左右、上下などに動くことによる上記効果の拡大
単なるデザインではない。
バイブレーションの発動のためには必要な役割を担っているのだ。
それぞれの数字の並びには、意味がある。
各並びで目的とするところが異なる。
たとえば、
123456
という数列があるとする。
これは、金運を上げたい、という目的があるとする。
では、そのためには、お金に対する価値観など、
まず意識のどの部分のバランスをとればいいのか、をはじめ、
心身のあり方、人間関係などの外的環境とのかかわり、仕事に関わる能力の向上、
運勢そのものの流れ・・・などを解決していかなくてはならない。
それぞれ、共振するかしないか、共鳴か非共鳴かを判断し、
不協和音を生む要因をつきとめ、それについて調整をかけるために、
ポジティブな共振を起こすためのバイブレーションを割り出す。
それをある一定の方程式に従い数字の羅列でもって纏め上げたものだ。
サウンドに乗せるものは、バイブレーションの形で。
「数秘」は、発動、強化、増幅、リスナーの意識との共振トリガーのために。
二つの歯車が互いに回転しあい、大きな力を生み出していくようになっている。
非常に、システマティックになっていることが、うかがい知れよう。
また、「数秘」はそれ単体でもはたらきかけることができる。
非常に便利なツールでもあるのだ。